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AP-BONサイドイベント CBD COP11

日時:2012年10月15日 18:15 - 19:45
開催地:インド、ハイデラバード
主催:環境省

イベント概要

AP-BONの取組をCOP11参加者へ広く紹介し、AP-BONの今後の活動について議論することを目的にサイドイベントを実施した。
環境省の開会挨拶続き、4名の専門家からの発表があった。
専門家発表では、ACBのDr. VergaraからASEAN地域におけるデータの共有と統合について、LIPIのDr. Darnaediから東南アジアの資源植物について書かれたPROSEA(Plant Resources in South East Asia)についての紹介があった。東北大学の中静教授からはBIPが開発した愛知ターゲットの進捗状況が確認できるAICHI Passport(スマートフォンアプリ)を例にあげて、AP-BONが愛知ターゲットへどのように貢献できるかについての発表があった。最後に、UNESCOの Dr. Aric?から、IPBESの役割やAP-BONが果たすべき役割についての発表があった。
これらの発表を受けた会場との議論では、今後のAP-BONのとしての優先事項についての議論が行われ、愛知ターゲット達成に貢献することや、特にASEAN地域における各国の生物多様性戦略への支援がAP-BONとして優先すべきという意見が挙げられた。また、AP-BONの共同議長からは、J-BONやK-BONのような国レベルの観測ネットワークの設立が重要であることが強調された。

プログラム

議長: 矢原徹一(九州大学)、Prof. Eun-Shik Kim (Kookmin Univ.)

  1. 開会挨拶及びAP-BON紹介
    環境省
  2. Date Sharing and Integration in the ASEAN region [PDF: 2MB]
    Dr. Sheila Vergara, ASEAN Centre for Biodiversity
  3. Documenting traditional knowledge on plant resources in South East Asia and its contribution to researches [PDF: 389KB]
    Dr. Dedy Darnaedi, Indonesian Institute of Sciences
  4. Biodiversity Outlook, contribution from observation and its relation to Aichi Biodiversity Targets [PDF: 374KB]
    中静透(東北大学)
  5. Scientific Assessment to be conducted by IPBES [PDF: 415KB]
    Dr. Salvatore Arico, UNESCO
  6. 議論
  7. 閉会